クロスバイク（TREK 7.5FX）のハンドルグリップが経年劣化で黄ばんでベタベタになっているので、新しいハンドルグリップに交換。
ただ、ボントレガーのパーツは店頭受取が基本でネット通販だと手に入らないので、ERGON GP1 ロング Sサイズを購入しました。
TREKのエラストマーが組み込まれたISOZONEハンドルバーの場合は、ERGONのグリップを装着するのに加工が必要になります。
しかも、付属のエンドキャップも使えないのでエンドキャップはボントレガー サテライトのものを再使用します。
ちなみにERGON GP1の使用感は、ボントレガー サテライトよりも少し細くすっぽり手に収まる感じで握り心地は良いです。
ボントレガー サテライトに比べると硬めですが、手のひらの当たる部分はソフトラバーとミディアムラバーの組み合わせで硬すぎず、しっかりと衝撃を吸収してくれてる感じはありますね。
ハンドルグリップの外し方
まずは劣化したボントレガー サテライトを外します。
破れは無いものの黄ばみとベタベタで見た目も握り心地も悪いです。
両端のボルトを緩める
両端のボルトを緩めると簡単にグリップが抜けます。
エラストマーが組み込まれたISOZONEハンドルバー。
このエラストマーのおかげで振動吸収性は高いんですけど、バーの形状がちょっと特殊なので通常のグリップを装着するには加工が必要になります。
加工無しだとグリップが奥まで入らないんです( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ハンドルグリップの取り付け方
取り付けの前にグリップの加工が必要になります。
カッターと軍手などの手を保護する物を用意しましょう。
グリップの加工
ISOZONEハンドルバーにERGON GP1は加工しないと装着できないのでまずは、グリップエンドの内側（赤線部分）のフチをカッターなどで削ります。
フチの部分はカッターで簡単に削れるので特に力を入れたり、難しいと言うことは無いと思いますが、勢い余って指など切らないように気をつけてください。
見た目ボコボコですが、エンドキャップで隠れるので気にしない気にしない。
グリップを取り付ける
グリップを取り付けたら角度を調整します。
推奨される取付角度は、－15度～＋20度で、手首に負担のかからない自然な角度（148度）になるように調整します。
エンドキャップを取付けてボルトを締める
ERGON GP1のエンドキャップは取付けることができないので、ボントレガー サテライトに付いていたエンドキャップを取付けてボルトを締めます。
推奨トルクは5Nmなので締め過ぎて破損しないようにご注意ください。
最後に
自転車本体（2015年TREK7.5FX）は凄い気に入ってて末永く乗りたいと思ってるのに、気軽に行ける距離にトレック販売店もボントレガー販売店も無い。
ボントレガーのパーツは店頭受取が基本でネット通販だと手に入らないので、自分好みにカスタムしながら手に入れやすいパーツに交換してます。
それでも、今回はどうにかして【Bontrager Satellite IsoZone Grip】を手に入れようと思ったのですが、わざわざ他県まで取りに行く気にもなれず、ハンドルグリップは消耗品と考え、今後も手に入れやすくIsoZoneを無駄にしないようなそれなりにいい感じのハンドルグリップにしようと思い【ERGON GP1】にしてみました。
ERGON GP1 ロング Sサイズです。
私はあまり手が大きいほうではないのでSサイズにしましたが、Lサイズでも良かったような気がします。
男性はLサイズ、女性はSサイズという選び方でも良いかと思います。
店頭などで握り心地を確認できるなら実際に握ってみるのが一番なので、お近くに販売店がある方は実際に握ってから購入するようにしましょう。
