さて、前回のステップワゴン(RG-2)の運転席のドアが開かない!?
からの続きです。
内張を外す所まではプラスドライバー1本でもどうにかなるレベルでしたが、ここからは10mmのソケットレンチが必要になります。
内張りが外れた状態から
【必要な工具】
・ソケットレンチ(10mm)
・プラスドライバー
・もしかしたら、インパクトドライバー
下記画像の赤丸部分のコネクターとキャップを外します。
キャップを外すとナットが見えるので、そのナットも緩めます。
内側の防水用の シーリングスクリーン(半透明のシート)をペロっと剥がします。
シーリングシートを剥がして出てきた赤丸部分のナットを外します。
ドアを開けた状態で見る赤丸部分のキャップを外して、中にあるナットを外します。
このナットを外すと金具が外れるので、アウターハンドル(外側の取っ手)の裏側が見えるようになります。
ここのナットがとにかく固くてソケットレンチで外せず、インパクトドライバーを使って外しました。
アウターハンドルを外す
アウターハンドル(外側の取っ手)の裏側に上記の金具とは別の金具がキーシリンダーとくっついてるので、引っ掛かりを少しずらしてアウターハンドル(外側の取っ手)が外側に抜けるようにします。
赤丸部分の爪の引っかかりを外してアウターハンドル(外側の取っ手)自体を少し上に持ち上げるようにして外側に押し出してあげます。
裏側から押し出して上手く外れると画像のような状態になります。
アウターハンドル(外側の取っ手)を外す最後の砦がココ。
手で引っ張ったり押したりしたくらいじゃ外れません。
赤丸で囲んである部分の隙間にマイナスドライバーなどを差し込んで「てこの原理」であおってやります。
私は難なく外す事ができましたが、ここの作業で部品を破損する事もあるらしいので慎重に作業してください。
アウターハンドル(外側の取っ手)が外れた状態。
外側からキーシリンダー・車内が丸見えですw
ドアオートロックソレノイド を外す為にキーシリンダーを外す。
無事にアウターハンドル(外側の取っ手)が外れたので、次は故障の原因となっているであろうドアオートロックソレノイドを外す為に、まずはキーシリンダーを外します。
キーシリンダーを外さないとドアオートロックソレノイドが抜けてこないんだよねー。
キーシリンダーを外す。
既に1本外してから写真撮ってしまいましたけど気にしないでくださいw
赤丸部分のネジ3本を外すと、ドアオートロックソレノイドからキーシリンダーが外れます。
ドアオートロックソレノイドを外す。
ドアオートロックソレノイドを固定している3本のネジを外します。
ここのネジがとにかく固くてドライバーで外せず、インパクトドライバーを使って外しました。
ドアオートロックソレノイドを外す時に邪魔になるのが、ドアガラスのレール。
赤丸部分のナットを外すと、邪魔なレールが少し動くようになるので、上手くかわしてドアオートロックソレノイドを引き出してください。
これで、ドアオートロックソレノイド、インナーハンドル、アウターハンドル(外側の取っ手)、キーシリンダーが外れました。
パッと見た感じだと何ともないんだけどね。
ちょっと長くなったので続きは次回で。
次はいよいよ最終章です。