さて、前回のステップワゴン(RG-2)の運転席のドアが開かない!?
からの続きです。

前回まではプラスドライバー1本でもどうにかなるレベルでしたが、ここからは10mmのソケットレンチが必要になります
工具は100均でも売ってますよ。
でも、個人的にはKTCの工具が欲しいです。
内張りが外れた状態
1.ここから赤丸部分のコネクタとキャップを外します。
キャップを外すとナットの頭が見えますので緩めてあげましょう。

2.内側の防水用の シーリングスクリーン(半透明のシート)をペロっと剥がします。(作業完了後に元に戻すので破かないようにしましょう)
1で外したナット1本とこれから外す2本でアウターハンドル(外側の取っ手)を裏側から支えている金具が外れます。

3.赤丸部分のナットを外す。

4.ドアを開けた状態で見える赤丸部分のキャップを外して、中のナットを外します。
これで金具が外れてアウターハンドル(外側の取っ手)の裏側が見えます。

アウターハンドルを外す。
1.アウターハンドル(外側の取っ手)の裏側に上記の金具とは別の金具がキーシリンダーとくっついてるので、引っ掛かりを少しずらしてアウターハンドル(外側の取っ手)が外側に抜けれるようにしてあげてください。


少し持ち上げる感じで引っ掛かりが外れる。

これでアウターハンドル(外側の取っ手)を外側に押し出す事ができます。
2.赤丸部分の爪の引っかかりを外してアウターハンドル(外側の取っ手)自体を少し上に持ち上げるようにして外側に押し出してあげます。

爪の引っかかりを外しながら外に押し出します。
3.上手く外れるとこんな状態。

まだ、ドアオートロックソレノイドがわと繋がってる部分があるので完全には外れていません。
4.アウターハンドル(外側の取っ手)を外す最後の砦がココ。
手で引っ張ったり押したりしたくらいじゃ外れません。
赤丸で囲んである部分の隙間にマイナスドライバーなどを差し込んで「てこの原理」であおってやります。
私は難なく外す事ができましたが、ここの作業で部品を破損する事もあるらしいので慎重に作業してください。

ここをあおって外せばアウターハンドル(外側の取っ手)は完全に外れます。
5.アウターハンドルが外れました♪

外側からキーシリンダー・車内が丸見えw
ドアオートロックソレノイド を外す為にキーシリンダーを外す。
無事にアウターハンドル(外側の取っ手)が外れたので、次は故障の原因となっているであろうドアオートロックソレノイドを外す為に、まずはキーシリンダーを外します。
キーシリンダーを外さないとドアオートロックソレノイドが抜けてこないんです。
キーシリンダーを外す。
1.キーシリンダー裏側にあるネジ3本を外す。
既に1本外してから写真撮ってしまいましたけど気にしないでくださいw
これで、ドアオートロックソレノイドからキーシリンダーが外れます。

ドアオートロックソレノイドを外す。
1.ドアオートロックソレノイドを固定しているネジを外します。

2.ドアオートロックソレノイドを外す時に邪魔になるのが、ドアガラスのレール。
これが邪魔になって ドアオートロックソレノイド 部分が抜けてきません。
赤丸部分のナットを外すと、邪魔なレールが少し動くようになるので、上手くかわしてドアオートロックソレノイドを引き出してください。

上手くかわしてドアオートロックソレノイド部分を引き出しましょう。
3.これで、ドアオートロックソレノイド、インナーハンドル、アウターハンドル(外側の取っ手)、キーシリンダーが外れました。
パッと見た感じ破損してる雰囲気は無いんですけどね。


ちょっと長くなったので続きは次回で。
次はいよいよ最終章です。
