蛇口の水漏れは症状や程度にもよりますが、水道屋さんにお願いした場合それなりの修理費用がかかります。
状態によっては自分で修理することも可能なので、あくまでも自己責任にはなりますが、修理代節約にもなるのでチャレンジしてみる価値はあると思います。

今回は妻の実家の台所の蛇口が水漏れしてたので修理してきました
症状は
蛇口のレバーハンドル(シングルレバー混合水栓)の根元のあたりから溢れるように水漏れ。
出てくるのはお湯のみでレバーを水側に回しても水が出ないという状態。
水を出したい時はボイラーをoffにしないと出てきません。
しかも、水が出てきても結構な量の水漏れ。

蛇口を閉めてる状態だと水漏れが無いのが幸いでした
万が一、蛇口を閉めていても水が漏れているようでしたら、何よりも先に止水栓を閉めて水を止めてください。
そこから、原因を探るなり業者さんを呼ぶなりすることをおすすめ致します。
じっくりと見た所、水が漏れてるのはレバーハンドルの根本の辺りなので、もしかしたらシングルレバーカートリッジのパッキンが原因?

だとしたら、シングルレバーカートリッジの交換で済みそう。
と言うか、パッキンのみの交換でもイケるかも?
と言うことで、これで直れば儲けもんってことで、とりあえずシングルレバーカートリッジを交換することにしました。
TOTOの型番TKY8Zは販売終了している商品だったので、互換性のある部品(TOTO THYF7-7)を購入。
私はAmazonで購入して税込み9.900円でした。

今回交換した部品はシングルレバーカートリッジでしたが、症状によっては違う部品の交換が必要かも知れません。
いずれにしても部品の型番や互換性などはしっかりと確認して、間違って違う部品を注文しないように気をつけましょう。
メーカーサイトで適合表などを必ず確認するようにしてください。
必要な工具
今回の作業で必要となった工具は、マイナスドライバーとウォータープライヤーの2つでした。
シングルレバーカートリッジの交換手順
作業を始める前に、工具の確認と交換部品の確認をして準備が良ければ作業に取り掛かりましょう。
湯側・水側の止水栓または元栓を閉めて水を止めます。

赤丸で囲んだ部分にある止水栓をマイナスドライバーで回して閉めます。

レバーハンドルを上に引き抜きます。

力を入れて上に持ち上げるようにして外します。

ウォータープライヤーやモーターレンチなどでカートリッジ押さえをゆるめて取り外します。


古いカートリッジを取り外して、シート面に古いパッキンが残っていないか確認します。

パッキン付きの新しいカートリッジの突起部分と水栓の穴を合わせて押し込みます。

新旧カートリッジ比較

カートリッジのネジを締め直せば水漏れ止まるような気もしたけど、せっかくなので新品に交換します。

ウォータープライヤーやモーターレンチなどでカートリッジ押さえを確実に締め込む。

締め込み過ぎて破損させないように注意が必要。
レバーハンドルの方向に注意しながら「カチッ」と音がするまで押し込む。

レバーハンドルが容易に抜けないことを確認する。
湯側・水側の止水栓または元栓を開く。
レバーハンドルを上下左右に動かして、操作性に問題がないか、水漏れがないかを確認して作業終了です。
水漏れ修理完了
作業完了。
漏れは無いし、水・湯の切り替えももちろん問題無し!
写真を撮りながらの作業でも10分ちょっとで作業は終了しました。
まとめ
どうでしたか?
想像していたよりも作業が簡単でこれなら自分でもやれると思った方も多いんじゃないでしょうか?
但し、水漏れ箇所や交換する部品・メーカーなどによって手順や使用する工具なども変わってきますので、作業に入る前にしっかりと確認してから、部品の購入はもちろん工具の準備などをするようにしてください。
最後に今回の水漏れ修理で交換した部品(シングルレバーカートリッジ・レバーハンドル)の施工説明書を載せておきます。

