BUNDOK(バンドック) ソロティピー 1TCの二股化は居住空間が大幅に広がるので既に導入している方も多いのですが、ノーポールでの設営は見かけた事がありません。
私も普段は基本のワンポール設営ですが、今回は天候が怪しかったのでソロティピー+タープ設営と言うことで、タープを利用したソロティピーのノーポール設営にチャレンジしてみました。
そもそもソロティピー+タープが珍しいですよね。
ソロティピーは雨天時に正面フラップを跳ね上げるとジッパー部分から雨漏りの恐れがあるので、天気が怪しい時はタープとセットで張るのが安心です!


ソロティピーのノーポール設営
ここからは、ソロティピーのノーポール設営の手順となります。
別に難しいことはありませんが、張りの調整などで何度かペグの抜き差しはしたので仮止めで設営していくことをオススメします。
タープを張る
まず最初にタープを張るのですが、小川張りをするのと同じようにセッティングテープを使ってタープを張っていきます。
今回使用しているタープは「ハイランダー TCトラピゾイド初期型」です。(360×340cm)
ポールはリア側(セッティングテープ側)を240cm、フロント側を180cmにしてみました。
ソロティピーを吊り下げた時に若干下がるのでサイドのガイラインはフリーもしくは仮止めにしておきましょう。
タープのセンター部分は可能な限りパンパンに張っておくことをオススメします。
私は自作セッティングテープを使っていますが、自作が面倒な方はキャプテンスタッグから発売されている「タープ延長ベルト」がオススメです。

ソロティピーを吊り下げる
タープとセッティングテープを繋ぐカラビナにソロティピーの天辺にあるループをかけます。

この張り方をするとソロティピーを地面に広げなくていいので幕の内側が汚れません。
これもメリットの一つですね。

ソロティピーをペグダウンする
バンドックのロゴが正面右側になります。
ソロティピーはクローズの状態でペグダウンしましょう。

タープのサイドもペグダウンしつつ、ソロティピーの四隅もペグダウンしていきます。
上手く張るために調整が必要になると思うので、ペグは仮止めにして調整しながら張っていきます。
位置が決まったらペグが抜けないようにしっかりと打ち込みましょう。

サイドのペグダウンとガイロープ・アジャスターベルトで最終調整
正面から見るといい感じに張れてるのですが、後ろに回ると若干張りが弱いのでサイドのペグダウンとガイロープ・アジャスターベルトで最終調整します。

ただ、闇雲にテントの張りを強くしようとするとタープが下に引っ張られるので、バランス見ながら張るようにしてください。
後方のファスナー部分は出入りしないのであれば、タープのセンターポールに引っ掛けます。
片側だけ引っ掛けてオープン出来るようにしておけば、後方からの出入りも可能になるのでスタイルに合わせて変えるのがいいと思います。

ガイロープは新たにペグダウンするのが面倒だったので、タープのペグを利用しましたが、これでも十分に張ることができました。
自在金具をギリギリいっぱいまで縮めた状態だったので張り方によっては新たにペグダウンをしたほうが良いかも知れませんね!

ソロティピーのノーポール設営完了
これで、雨が降ってもヘッチャラな居住空間広々のノーポールソロティピーが完成です♪
風が強い時は少々不安な面もありますが、普通にキャンプが出来る天候であれば問題無いと思います。
ただ、タープに使用するペグはしっかりと信頼の出来る物を使用してください。
私は大型タープの設営にも使える30cm鍛造ペグを使っているので安心感が違います。

センターポールが無いのでローでしか使ったことのないVENTLAX(ヴェントラクス)のコットをハイにしてIN!
レイアウトフリーのノーポール最高です!
こりゃ、タープ無しでも居住空間広げる為に二股化したくなりますね。

外観


