愛車のバッテリーがここ最近弱々しいので、新しいバッテリーに交換することにしました。
気温が低いとバッテリーの性能が低下してバッテリー上がりを起こしやすくなるし、時期的にもこれから厳しい寒さを迎えるので備えあれば患いなしってことで。
バッテリー本体のインジケーターランプは良好を示すグリーンランプなんだけどね。
- エンジン始動時のセルモーターの音が弱々しい
- 信号待ちなどアイドリング状態でライトが暗くなる
- パワーウインドウの動きが遅い
- バッテリーそのものに異変がある
で、ここで問題。
バッテリーを交換する時にそのまま外すとカーナビの設定などがリセットされちゃうんですよね。
前回はこれで痛い目を見ました。
そこで、今回はカーナビなどがリセットされないように、エンジンをかけたままの状態でバッテリーを交換します。
本来ならバックアップ電源を用意してバッテリー交換をするか、整備工場等にお願いするのがベストなんだろうけど、節約のために自分で作業することにしました。
ちなみに費用はバッテリー本体購入代7.150円のみで済みました。
但し、推奨されるバッテリー交換方法では無いので、もちろん事故自己責任です。
用意する物
- 新しいバッテリー
- スパナorメガネレンチ(10mm)稀に(8mm、12mm)が必要な車種も。
- ショート防止に使う軍手
車種に寄っては必要な工具が変わる可能性もありますので、確認してから作業するようにしてください。
今回バッテリー交換した車種はHONDA ステップワゴン(RG-2)で、搭載バッテリーはBOSCH PSバッテリー PSR-55B24Lです。
バッテリー交換手順
まずバッテリー交換の作業をする前に、必要な物はできるだけ近い場所に置きスムーズに作業できるように準備しておきましょう。
まずはバッテリーを固定しているステーを外します。
この時は、まだエンジン停止状態です。
ステーのナットはレンチ(10mm)で少し緩めると、手でも簡単に回せます。
ナットは最後まで外す必要は無いので、ある程度緩めたらステーを外します。
ナットをある程度緩めたら、ステーのフック部分を台座から外し上に持ち上げるように外します。
車種に寄ってはフックの部分が外れないのもあるので、その場合はステーのナットを全て緩めて外します。
バッテリーを外す作業に入る前に、バッテリー端子部分のターミナルのナットが固着していないか少し緩めて確認する。
固着が無ければ、バッテリーを外す作業に入るので、持ち手が付いているバッテリーは持ち手を引き出しておく。
エンジンをかけたら、カーナビやコンポ、エアコンなどの電装品はOFFにします。
バッテリーを外すとオルタネーターの発電のみに頼るので出来る限り消費電力を抑える。
必ず先にマイナス端子(-)から外す。
ナットは最後まで外す必要はなく、緩めるだけでターミナルは上に抜けます。
外したマイナスターミナルに軍手を被せておきます。
次にプラス端子のターミナルを外します。
外したプラスターミナルがボディなど金属部分に触れるとショートして、ヒューズが飛んだり電装部品へダメージを与える恐れがあるので慎重に作業をしてください。
外したプラスターミナルにもショート防止の為に軍手を被せます。
新しいバッテリーを台座に載せて、ガタツキなどが無いか確認してから端子を接続します。
バッテリーのプラス端子(+)にプラスターミナルを取り付けます。
取り付ける時はプラス端子を必ず先に取り付けてください。
振動などで外れないようにしっかりと取り付けるのですが、締め付けすぎるとバッテリーの端子が変形する恐れがあるので気をつけてください。
次にマイナス端子(-)にマイナスターミナルを取り付けます。
マイナス端子を取り付けたらナットに緩みが無いか再度確認してからエンジンを切ります。
エンジンを切った状態で落ち着いてステーを取り付けましょう。
フック部分を台座に入れにくい場合は、ナットをさらに緩めると少し余裕ができて作業しやすくなります。
最後にガタツキが無いかしっかりと確認して作業は完了です。
最後に
全ての作業が終了したらエンジンをかけて、電装品などに異常が無いかチェックをしましょう。
弱々しかったセルを回す音が力強くなったのを実感しましたね♪
動画では実際に音の違いも聞き取れるし作業工程が分かりやすいので、よろしければ動画もご覧になってみてください。
安全にメモリーを消去させずにバッテリーを交換するなら外部電源を使用する方法もあるので、予算や状況に応じてバッテリーの交換方法を検討してみてください。