昨今のキャンプブームでキャンプ場のゴミ問題は深刻さを増しています。
一部の身勝手な利用者により閉鎖に追い込まれた兵庫県の「大野アルプスランド」の一件も記憶に新しいのではないでしょうか?
まずは基本的なルールとして、ゴミの分別、ゴミの持ち帰りは徹底したいですよね!
出発前にゴミ捨て場の有無を確認する
ゴミを減らす減らさないの前に、まずは行こうとしているキャンプ場にゴミ捨て場があるのかどうかを確認しておくことをオススメします。
それと同時に焚き火やBBQで使用した炭などを捨てる灰捨て場があるのかどうかも確認しておくと良いでしょう。

ゴミ捨て場があるキャンプ場
ゴミ捨て場がある場合はキャンプ場の分別基準にしたがってゴミを分別してゴミ捨て場へ。
ゴミ捨て場が無いキャンプ場
もちろんですが、すべてのゴミを持ち帰りましょう。
炭や焚き火の燃えカスは完全に消火を確認してから持ち帰りましょう。
ゴミを減らす工夫をする
ゴミ捨て場の有無に関わらず、ゴミはすくないほうが良いですよね!
ソロで1泊なら大したゴミの量ではないのですが、これがファミリーキャンプだったりグループキャンプ、更には2泊3泊となるとゴミの量は半端ないくらいに増えていきます。
ゴミ捨て場があればいいのですが、ゴミ捨て場が無い場合、外に放置しておくと就寝中などにカラスや野生動物に荒らされる恐れもあります。
なので、分別はもちろん極力ごみの量を減らすことが重要です。
食材は下準備して持っていく
キャンプ場へ行く途中で食材を買ってキャンプ場へ直行!
と言う方も多いですよね?
そうなると、まず出てくるゴミが食品トレーや野菜くず。
食品トレーはかさばるし、野菜くずは臭いの元になるしカラスや野生動物を引き寄せてしまうことになりかねません。
必要な食材はカットして持っていく。
野菜などは自宅でカットしてから持っていくことをオススメします。
そうすれば、キャンプ場での調理時間も短縮できるし、野菜くずのゴミも出ません。
タッパーやジップロックを活用する。
肉や魚などはタッパーやジップロックなどに入れて持っていくと嵩張る商品トレーなどのゴミを削減できます。
更に予め下味をつけておくことで、到着後すぐに調理ができるという利点もあります。
使い捨ての食器(紙皿・アルミ皿)をやめる
洗い物が面倒だったり人数分の食器が無いからという理由でどうしても頼りがちな使い捨ての食器(紙皿・アルミ皿・紙コップ・プラコップ)。
でも、これをやめるだけでゴミはかなり減らせます。
↑こちらの紙皿の様な木皿【KIZARA(木皿)1セット8枚入り】は、若干割高ですが薄くて荷物もコンパクトにできるうえに、国産スギの間伐材のみで作られているので使い終わったら焚き火の薪に出来るので焼却処分もできます。
使い捨てるのは勿体ない感じもしますけどね!
おすすめの食器
農薬や科学肥料が使われず自然に自生している竹を原料とし、竹の繊維をパウダー状にして樹脂で固めた地球にやさしい『バンブー樹脂』素材で軽くて割れにくく速乾性も高い。
アウトドア用としてはもちろん、お子様の普段使い用としてもオススメ。
ドリンクにも一工夫
容器を変える
お酒や炭酸飲料に関してはちょっと難しいのですが、飲み物はペットボトルでは無くて大容量の水筒に入れて持って行ったり、 ウォータージャグを使うことで余分なゴミを減らせます。
飲む物を変える
例えば、ビールや缶酎ハイばかり飲んでいると空き缶もしくは空き瓶がドンドン増えていきます。
ビールの量を抑えてウイスキーや焼酎にチェンジすることで燃えないゴミを減らすことができます。
おつまみは保存容器の活用でおしゃれにゴミを減らす
ちょっとした酒のつまみや子供たちのおやつに食べるお菓子のゴミもキャンプ場では嵩張るゴミの一つ。
しかも、個包装の袋とかはちょっとした風で飛んで行っちゃたりするんですよね。
なので、保存容器に移し替えて持っていくことでおしゃれにゴミを減らすことが出来ます。