今回のキャンプレポートは昨年の10月に行った「北欧の杜公園オートキャンプ場」です。
結果から言えば、あまりの居心地の良さに北欧の杜公園オートキャンプ場に連泊したんですけど、本来の予定は一日目「北欧の杜公園オートキャンプ場」、二日目「素波里キャンプ場」だったんだよね。
実は熊にビビったって言うのもあるんだけど、他にも理由がありまして…
まぁとりあえず、ちょっと長くなるけど最後までお付き合いください。
北欧の杜公園オートキャンプ場
200ヘクタールに及ぶ広い園内には「わんぱく広場」や「なべっこ広場(バーベキュー広場)」、ドッグラン、パークゴルフ場、オートキャンプ場などがあり、子供から大人まで楽しむことができます。
北欧の杜公園オートキャンプ場 | |
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住所 | 〒018-4221 秋田県北秋田市上杉中山沢128 |
営業期間 | 通年(夏冬のサイト切り替え期間などもあるので要確認) |
サイト | フリーサイト(林間・水辺)・オートサイト・グループサイト |
設備 | 水洗トイレ・炊事場・外灯・温水シャワー・洗濯機・乾燥機・自動販売機 |
ゴミ捨て場 | 有り |
問合せ先 | 0186-78-3300 |
Webサイト | 秋田県立 北欧の杜公園 |
備考 | オールシーズンでキャンプが楽しめる北欧を思わせる風景が広がる公園内のキャンプ場。 お湯の出る炊事場。 無料で使える薪が用意されている。 宿泊利用者は車で10分圏内にある温泉の割引券がもらえる。 |
いとく比内店で食材調達
北欧の杜公園オートキャンプ場の宿泊チェックインは13時からなんだけど、どうせなら現地スーパーでその土地の食材を買いたいというのもあったし、昼ご飯も比内地鶏を使った何かを食べたかったので、当日は早めに出発して秋田県比内町に10時半頃到着。
とりあえず目当ての比内地鶏を買うために比内町のスーパーいとくで買い物。
イメージしてたのは比内地鶏の水炊きとかをアルミ鍋で簡単にできるやつだったんだけど、唯一あったアルミ鍋は比内地鶏じゃなくて北国育ちの若鶏を使った「きりたんぽ鍋セット」。
でも、きりたんぽ入ってるしスープは比内地鶏のガラスープ使ってるし、具材一式入ってこの値段は間違いなくお買い得。
ってことで、買い物かごへIN。
だって、この鍋セットに比内地鶏を買ってぶち込めば最強でしょ?
で、更に店内を物色してると、あったよ~♪比内地鶏♪
ムネとモモの両方を楽しめるセットで税込1.028円。
100gあたり498円と普通の鶏肉では考えられない値段。
更に画像は後半でお見せしますが、比内地鶏の鶏もつも発見!
キンカンも入って税込207円とお買い得だったので、もちろん買い物かごへIN。
道の駅ひない「とっと館」で昼食
目当ての比内地鶏とその他の食材も買えたので、昼食をとるために日本三大美味鶏の一つ比内鶏の里として知られる大館市比内町の道の駅ひないを目指して出発。
事前調査でweb検索してたら比内地鶏を使ったメニューが色々あるみたいで、定番の親子丼から比内地鶏そばや唐揚げ定食、他では見かけない比内地鶏麻婆豆腐、比内地鶏カツカレー等々。
何を食べるか悩むのが楽しくなるくらいメニューが豊富。
もう楽しみで楽しみで直前まで何を食べるか考えながら行ったのに、食堂に行ったら何やら事前調査で見たメニューが何一つない。
でも、「道の駅ひない」の食堂だし、間違いないよね?
比内地鶏の卵やスープを使ってるって書いてるしなぁ。
もしかして、事前調査した情報が古い?コロナ禍でメニュ―減った?変わった?
軽食コーナー
正直なとこ期待してたからメニューの少なさにがっかり。
でも、腹減ってたしとりあえず天ぷらそばをオーダー。
野菜天とネギがのった何の変哲もない天ぷらそば。
比内地鶏のスープを使っているだけあって、めんつゆを薄めただけの汁とは違って確かに美味い。
美味いんだけど、でもなぁ…。求めたのはこれじゃないんだよなぁ。
で、ブログ更新してて道の駅情報を再度検索してたら、たった今自分が犯した過ちに気付きました。
事前調査で見てたのは「とっと館」隣の「プルミエ比内」の中にあるレストランの情報だったんです。
プルミエ比内にある「れすとらん比内どり」は比内地鶏を使ったメニューが豊富にあるので、比内地鶏目当てなら間違いなく「とっと館」隣接の「れすとらん比内どり」に行ってみてください。
次回は必ず「れすとらん比内どり」で唐揚げ定食を食べてやる!
比内地鶏
道の駅ひない「とっと館」への比内地鶏の生肉入荷は12時過ぎだそうで、11時半前に到着してたので入荷前でした。
まぁ、いとく比内店で買ってきたからいいんだけどね。
とっと館では翌日の朝ごはんの為に比内地鶏の卵を購入しました。
北欧の杜公園到着
食材調達・腹ごしらえもすんだので目的地の北欧の杜公園オートキャンプ場へ向けて出発。
予定より少し早いチェックイン時間30分前に北欧の杜公園パークセンターに到着。
30分も早いし無理だろうとは思いつつ受付へ。
まぁ、もちろんだけどもう少し待っててねって言われました。
で、30分ほどパークセンター内で待機してから、受付を済ませてキャンプ場へ移動。
北欧の杜公園オートキャンプ場
入口にはゲートがあって、受付で渡されたカードキーでゲートを開けることができます。
北欧の杜公園オートキャンプ場は元々はオートサイトがメインのキャンプ場でしたが、コロナ禍でのキャンプブームを気に?2021年にフリーサイトを増設。
現在は水辺サイトと林間サイトの2種類があって、今回は水辺サイトにお邪魔しました。
水辺サイト
前日までの雨+当日も少し雨が降ったので、地面はぬかるんでいる所もありました。
水捌けはあまり良くない印象。
水辺サイトは、予約上限8張まで(定員一張あたり6名まで)なので、余程のことがない限りゴチャゴチャと混雑することは無いと思います。
この日は、計4組で6張でしたが適度な距離感は確保できていて周囲を気にすることなく楽しめました。
林間サイト
ちょっと分かりづらい画像ですみません。
こちらの林間サイトは予約上限5張まで(定員一張あたり6名まで)となっています。
見た感じ、荷物の運搬が少し大変そうだったのと、大型タープ・大型テントは設営場所に悩みそうですね。
設営
設営場所は水辺サイト右奥。
湖面を眺めながらのんびりできるような向きでテント設営。
今回は見栄えよりも寒さ対策をメインにソロティピー1tcではなく、コールマンスクリーンタープに反射式ストーブをインストール。
東北の秋キャンプは舐めてかかると痛い目を見ます。
予想を超える寒さでビックリする時あるからね。
手前は同行者のDOD(ディーオーディー) ライダーズタンデムテント。
本日の乾杯メニュー
無事に設営完了したところで本日の乾杯メニューは、いとく比内店でみつけた「マグロめかぶ」。
隣りの「いかネギ味噌和え」も美味しそうだったなぁ。
キャンプ場内の様子
この日は金曜日ということもあって場内は空いていたので、静かに過ごせて時間がゆっくり進んでいるような感覚でした。
近くに大きな病院があるので救急車のサイレンなどがたまに聞こえるけど、基本的には静かだし、緑に囲まれているので、自然の中で過ごしてるなぁ。って、凄く感じました。
トイレ・炊事場・薪置き場
無料で使える薪が大量に積まれた、トイレ・炊事場。
画像はフリーサイトに近い建物ですが、同じように大量の薪が積まれたトイレがもう1棟あります。
表にある分だけでも十分な感じがしますが、中には更に大量の薪が。
薪割り台とハンマーも使えるので、好みのサイズに割ってから使用することができます。
トイレ・炊事場は清掃が行き届いていて好印象。
薪の積み方からして綺麗に整理整頓されてる感じが伝わってくるよね。
北欧の杜公園オートキャンプ場の炊事場はお湯が出るし、センサーで反応する蛇口(水)もあります。
炊事場はセンサーライト付きなので夜も安心して利用可能。
自然豊かなキャンプ場でありながら、キャンパーに物凄く優しく、配慮された環境が素晴らしいですね!
ゴミステーション
キャンプ場内入ってすぐ左側にゴミステーション有り。
もちろんですが、ルールに従ってご利用ください。
キャンパーズロッジ
キャンパーズロッジには、有料の洗濯・乾燥機、シャワー、休憩フロアなどがあります。
トレーラーハウス
冷暖房完備のトレーラーハウスは、キッチンやシャワー・トイレなども装備。
備品として調理器具や食器なども用意されてあるので、キャンプ初心者の方も安心してアウトドアを楽しめます。
水辺サイトからの景色
水辺サイトからは対岸にある北秋田市民病院が見えます。
日中はちょっと景観が…。
と少し思ったけど、暗くなってくると水辺に浮かぶ灯りが綺麗でこれはこれでいいもんですね。
鶏もつ入りきりたんぽ鍋
なんやかんやで辺りは真っ暗。
日が暮れるとやっぱり寒い。
ストーブを点火して外からも中からも温まる為に「きりたんぽ鍋」の用意。
キャンプ場に来る前に、いとく比内店で買った「きりたんぽ鍋セット」に比内地鶏の鶏もつをぶっ込んで「鶏もつ入りきりたんぽ鍋」で外も中もポッカポカ♪
いとく比内店で買った比内地鶏のがらスープを使ったきりたんぽ鍋が最高に美味しかった。
きりたんぽ鍋に鶏もつ追加おすすめです。
現地スーパーなどで見かけたら迷わず買いましょう!
きりたんぽ鍋に鶏もつの旨みと風味が染み出して、あっさりながらも風味豊かな味でペロッと完食でした。
初日の最後に
ほぼ満月だったこの日の夜は、うっすらと霧がかかり幻想的でしたが、満天の星空を拝むことはできませんでした。
とは言っても、オートサイトの区画標識が点灯するので真っ暗闇にならず、トイレなどへ行く時もランタンいらずです。
それにしても、薪が使い放題で炊事場はお湯が出て一泊1.300円って安すぎじゃないですか?
雰囲気はいいし、木々に囲まれたサイトで自然を感じることができるのに、熊が出そうな雰囲気は微塵も無いから安心感半端ないし。
本当にいいキャンプ場に出会えたなぁ。
と、思いながら移動の疲れもあったのか21時半頃には就寝。
この時点では、まだ翌日は素波里キャンプ場へ行くつもりだったのだが…。