経年劣化によるワイパーアームの錆びや色褪せって結構目立つんですよね。
だからと言って、新しいワイパーアームを買うのも予算的にちょっと…。
と言うことで、特別難しい作業ではないしワイパーアームを自分で塗装してみました。
もし、ワイパーアームの塗装を考えている方がいましたら参考にしてみてください。
この時、カウルトップパネルも外して一緒に塗装したので、別記事でカウルトップパネルの外し方と塗装方法も併せてご覧ください。
ワイパーアーム・ブレードのサビ・塗装剝げ(before)
ワイパーアームの塗装の剥がれ・サビ・色褪せ。
ハッキリ言ってかなり目立ちます。
ワイパーブレードのサビ・色褪せ。
ワイパーのゴムは交換しているので雨の日の視界は良好ですが、ブレードの錆のおかげで見た目が悪い。
ワイパーアームの外し方
いきなり塗装するわけにいかないので、まずはワイパーアームを外します。
画像の車種はホンダ ステップワゴン(RG-2)ですが、車種が違っても基本的な作業は大差ないので、車種問わず参考になると思います。
ワイパーアームのキャップを外す
まずは、ワイパーアームの根本部分にあるキャップを外します。
少し取れずらいかもしれませんので、マイナスドライバーなどで軽くこじると比較的簡単に外すことができます。
力を入れ過ぎたり、あまり強引に外そうとすると破損や怪我の原因になりますので丁寧に落ち着いて作業しましょう。
ナットを外す
キャップを外すとナットが見えますのでソケットレンチを使ってナットを外すのですが、取り付けの時にワイパーの位置がずれないように、外す前のワイパーの位置が分かるように印などをつけると取付作業がスムーズに進みます。
ナットを緩める時はワイパーアームが動かないように、しっかりとワイパーアームを押さえてナットを緩めてください。
ステップワゴン(RG2)のワイパーアームのナットは17mmでした。
ナットは最後まで緩めずに2/3ほど緩めた状態にしておきます。
ワイパーアームを起こして外す
ナットを2/3ほど緩めたら、ワイパーアームの根本を押さえながらワイパーアームを起こします。
通常であればこの時にワイパーアームが付け根から外れるので、しっかりとワイパーアームを起こしてからナットを最後まで緩めてワイパーアームを外します。
【POINT】ワイパーアームを起こすときは最後までしっかりと起こすようにしてください。
中途半端な状態でワイパーアームが勢いよく戻ったりするとフロントガラス等にダメージを負う恐れがあります。
ワイパーアームだけじゃなくて、ワイパーブレードもボロボロ。
錆び・色褪せ・塗装剥がれ。
よくここまで放置してたもんだ。
耐水ペーパーでサビ取り・下地作り
耐水ペーパーを使って外したワイパーアーム・ワイパーブレードのサビを落とします。
最初に400番でサビを落としてから、800番で下地を仕上げてパーツクリーナーで汚れを落としましょう。
高耐久ラッカースプレーで塗装
塗装に使ったラッカースプレーは【アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒】です。
紫外線、酸性雨、サビに強い塗料で、シリコン変性アクリル樹脂の効果により、汚れやキズのつきにくい強靭な塗膜に仕上がります。
超速乾タイプなので作業時間の短縮にもなりますよ。
【アサヒペン 高耐久ラッカースプレー】は口コミ評価が良かったので買ってみたんだけど、本当に口コミ通りの素晴らしい商品でした。
軽いノリでサッとスプレーしただけでしたが、仕上がりはかなり綺麗でした。
このスプレーだと初めて缶スプレーを使う方でも、基本的な塗り方さえ押さえていれば、かなり綺麗に塗れると思います。
ちなみに新聞紙に直接乗せちゃうとくっつく可能性があるので、ダンボールを使ったほうがいいと思います。
私は新聞を敷いて木の上に乗せてました。
画像は撮り忘れましたが、ワイパーアームと一緒にワイパーブレードも塗装しました。
ワイパーブレードを塗装する時はゴムを外してから塗装してくださいね！
ワイパーアーム・ブレードの塗装完了(after)
塗料が乾いたらワイパーアームを元の状態に戻します。
ワイパーアーム・ワイパーブレードが綺麗になっただけですが、かなり見違えます。
大して費用もかからないし簡単だし、もっと早くやっておけば良かったです。
【POINT】ちなみに風の強い日は塗装面にゴミが付着したり、スプレー塗料が風に流されたりするので作業は風の無い天気の良い日にやるのがおすすめです。
